絵本『おしっこちょっぴりもれたろう』

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ボコの暮らし

『おしっこちょっぴりもれたろう』

この本を読んでみようと思ったきっかけは、単純にネーミングがおもしろそうだったから!!
こどもってお下品な言葉が大好きですよね…私は、お下品な言葉でケラケラ笑う子供の姿を見るのが実は大好きなんです(^^)
おバカなことで一緒に笑える時間って本当に楽しいですよね、なんかいつもより仲良くなれる気がする。
この本もきっと、こどものちょっとした失敗を面白おかしく描かれているんやろうな~と思って選んだんですが…読んみて、これってめっちゃ深い!?と感じました。ネタバレになるのでざっくりしか書けませんが、ちょっとけ紹介させてください(^^)

あらすじ

主人公のもれたろうは、トイレでおしっこをした後いつもちょっぴりパンツにおしっこの残りがついてパンツを汚してしまいます。それでいつもお母さんに怒られるのです。
ある日いつものようにもれたろうはパンツにおしっこをつけてしまいました。怒られるのは嫌なもれたろうはパンツが乾くまで散歩に出かけます。
もれたろうは、自分の他にももしかしたら『もれたろう』がいるんじゃないかと、ちょっと困ってそうな顔をしている人たちに次々に話しかけるのですが…みんなの話を聞き、もれたろうが気付いたことがあるのですがそれがとっても深いのです。

『おしっこちょっぴりもれたろう』を読んで感じたこと

私が心に残ったことは2つあります。
1つ目は、もれたろうが“もれたろう仲間”を探すために困っていそうな誰かに「あなたはひょっとしてもれたろう?」と話しかけたこと。もれたろうはパンツを汚してしまうことをかなり気にしていて、だから同じように共感してくれる仲間がほしかったのでしょうね…同じ悩みを持つ人とつながりたい!と思い行動しているもれたろうは、とてもえらいなと私は思いました。

2つ目は、話しかけた人たちにはそれぞれ、もれたろうとは違う悩みがあるということに気付いたことです。同じように困っている顔をしている人たちそれぞれに悩みがあるだろうし、もしかしたら表情には出していない人にも大きな悩みがあるかもしれない。

もれたろうは、自分とまったく同じ悩みを持った人にはなかなかめぐり会えないよいうことも悟ります。そして前に引っ越してしまった、同じ悩みを持つお友達のことを思い出します。
同じ悩みを持って、「その悩みわかるわ~!」「僕も同じ!」と気持ちを共感してくれる存在って、本当に大切でずっと大事にしたい関係ですよね。
“悩み”なんて無い方がいいけれど、悩みがあるからこそ誰かと心が通じることってありますもんね…私も、自閉スペクトラム症と診断されたぴー助の育児ではそのような存在に本当に支えられてきました。

子供たちの反応

ぴー助とむー子はういうと、最初から最後までずーーーっと大爆笑していました(笑)
図書館で小さな声で読み聞かせをしていたのですが、こらえきれないぴー助たちの笑い声に他のこども達が何人か集まってきて、2冊あった『おしっこちょっぴりもれたろう』の絵本は大人気♪みんなそれぞれお母さんに持っていって読んでもらっていました(^^)
ちょっとその場を数分離れた後も、また違う親子が読んでいたので、笑い声からくる、あの本おもしろそう!という幸せなループが続いていたのかなぁと感じて、図書館の大切さに気付いた1日でもありました。

私は図書館に良く行くので普段めったに本は買わないのですが、繰り返し読みたい本は時々買います(^^)この本は誰かにプレゼントしたい本やなと思いました。

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