ついに幼稚園最後の日…ぴー助の卒園式

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育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

こんにちは(^^)
こども達が春休みになってからかなりバタバタと生活していて、ブログを放置気味になってしまっていました。日々いろいろ思うことを書き綴ろうと始めたのに、忙しいとすぐさぼってしまいます(-“-)
めっちゃ今更卒園式の話をします。

卒園しました!

少し前の話になってしまいましたが、3月下旬に幼稚園の卒園式がありました!
まだまだコロナ渦ということもあり各クラスごとに分散して行われましたが、家族全員で参加することができて本当によかったです。
コロナ渦での卒園式で、家族が参加することへの感染対策や、練習中まだまだ休む園児が多い中みんなをまとめて練習、準備してくださった先生方に本当に感謝しています(^^)

さて、幼稚園に入園してからこの3年間でかなり会話力もついてきたぴー助ですが、『世間話』という概念がないのか?と思うくらい日常の報告をしない子でした。割と今も(笑)
なので幼稚園での様子は本当にまったくわかりません。しかもほとんどコロナ渦だったため親が幼稚園に出向くことも少なかったし…
卒園式の練習はどんなことをしているとかもまったく知りませんでした(笑)

卒園式でのぴー助の様子

卒園式は、幼稚園にあるホールで行われました。保護者が着席している中、ぴー助たちが教室から先生と並んで入場してきました。
ぴー助は両手をしっかり前後に振り、しっかり足踏みもしてとっても元気に行進していました。
先生の指示にしっかり従って、着席のタイミングもばっちり!お辞儀も、みんなで一斉に言う言葉も、みんなと歌った園歌やお別れの歌も、どれもしっかりできていました(^^)
家では言っていなかっただけで、幼稚園で先生の言うことをしっかり聞いて一生懸命練習したということが、ひしひしと伝わってきました(^^)
何事にも一生懸命取り組むぴー助は、誰よりも大きな声でがんばっていました。
場所の雰囲気に緊張しない性格のぴー助は、園長先生が園児みんなにお話ししている言葉に『はい!そうですね!』とか『うん!』とか1人答えていました(笑)
最後にクラス委員から担任の先生に、花束と記念品をプレゼントした時も、『先生なにもらったんー?』と大きな声で話しかけていました(笑)
園長先生のお話も、担任の先生のお話も、そんなに短い時間ではなかったのですが、いつもみたいにごそごそすることなくちゃんと座って前を向いていて(話を聞いているかどうかは不明(笑))、足もプラプラしていませんでした!本当に成長したな…と私は少しだけ泣いてしまいました…。

卒園式前に1つだけ練習したこと

ぴー助は幼稚園でのイベントが好きだったので、運動会や発表会では得意の記憶力を活かして順番や振付をすぐに覚えて割と優等生にやってきたそうです。
でもこの3年間ずっと苦手だったこと…それは『写真撮影』なんです!
小さい頃からカメラの前でポーズを撮ることができなくて、やっと止まってピースしたかと思ったら次はカメラ目線ができない。
やっと止まってポーズをとってカメラ目線でできたと思ったら、お友達の前に立ってしまったり、ポーズに集中しすぎてぴー助の手がお友達にかぶってしまったり…
年長になってからは、なぜか片足で立って片手を大きく上げてピースをするポーズをするようになってしまって、バランスが取れず一緒に映るお友達に迷惑をかけてしまったり。
写真撮影ってそんなに難しいか!?って思うくらいぴー助は上手にできませんでした。
お友達と一緒に写るって、知らず知らずの内に周りに合わせる力を使っているんだなと感じました。

せっかくの卒園式にイライラして怒りたくなかったので、前の日の夜と当日の朝に練習することにしました。
約束したことは、『お友達や先生と一緒に写る時は、両足でしっかり立って、ピースは自分の顔の横で、いいよって言われるまでじーっとすること!』実際に私がお友達役になって何度か練習しました。

ボコ
ボコ

ちゃんとできるまで終わらんから、1回でできたら早終わるでー

前日のちょっとした時間で簡単にした練習でしたが、その甲斐もあって卒園式の後お友達や先生と一緒に写真を撮る時、今までにはないスムーズさでやりこなすことができました!!!これは親として本当に嬉しかった!!!
親の思い出作りのためにぴー助にはがんばってもらいましたが、写真撮影ってこれから何度もあることやし、経験を重ねていく上でスムーズに終わらす方法を学んでくれたらなともいます。
現時点のぴー助には、ほんの少しでも事前に練習したりお話したりする方法が有効なのかなと思いました!
『写真撮影が終わったら、自由に遊べるよ』と見通しをつけてあげるのがやっぱりぴー助には理解しやすいんだなと改めて感じました。

卒園することについてぴー助に気持ちを聞いてみた

ぴー助の通っていた幼稚園からは進学する小学校が4つくらいあって、卒園と同時に会えなくなるお友達がたくさんいました。どんな気持ちなんだろう…とちょっと聞いてみると、
「全然さみしくない!ぼくは小学校が楽しみ!」と言って全く寂しさを感じていない様子でした。
お友達は大好きだけど、それよりも自分の興味があることを大事にしてきたぴー助。
女の子のお友達なんか、先生とのお別れに大泣きしている子も何人かいるのに、なんてクールなやつ…(>_<)

親の気持ち

入園したころのことが今でも鮮明に覚えているくらい、あっという間の3年間でした…。
不安いっぱいなのはいつも私ばかりで、ぴー助は本当にすくすくのびのび育ってくれたと思います。
幼稚園でお友達のママや先生にはよく、「ぴー助君って本当に毎日楽しそうやんね!」と言われました(笑)
通園バス待ちの時、幼稚園が嫌で泣いているお友達に「〇〇ちゃん!今日はどんなに楽しいことがあるんやろうね!」と声をかけている姿を見たこともあります(^^)

年中位からは、“特定のお友達がいない”と担任の先生に心配されたこともあったし、今もその状況は変わってないけど、でもそれでいいですよね、誰にも迷惑かけていなくて、本人がそれでいいなら。
お友達とのつながりを求める度合いや感じ方はみんな違う。一人一人違う。ぴー助は多分、お友達は大好きだけど、ぴー助の中ではお友達や先生への思いを考える割合が少し少ないだけなんだと思うんです。それより、自分の好奇心を追求したい!それでぜんぜんいいです。
って私が思えるようになったのは、この3年間で少しずつ少しずつ気持ちに変化があったからです。
年少の初めは、周りから浮いているぴー助に焦りしかありませんでした…(-“-)

決して強がっているわけではなくて、本当に最近は『周りから浮いていてもいい。自分らしく成長してほしい』と心から思います。(時々…いや、よく不安にはなるけど)
自閉スペクトラム症と診断されたぴー助と、その特性について向き合いまくってきた3年間で、ぴー助だけでなく親の私達もとっても成長できた幼稚園生活だったと今思います。
大人になってから一番よく勉強して、よく考えて、行動できた。自分で言うのもなんですが、とってもがんばりました(^^)

これを書いているのは4月10日です。もうぴー助は小学校生活がスタートしていて、初めての生活に日々気付くこともたくさんあって、そんなことも落ち着いたら日記に書いていこうと思っているので、これからもよろしくお願いします♪

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