『目標時間』に遅れることが苦手…工夫していること

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

こんにちは!だんだん寒くなってきましたね…我が家は大阪でそこまで寒い地域ではないのですが、うちの子ども達は寒さに弱くて、家の中での動きが鈍くなってきているのを日に日に感じていますww
とにかく朝はなかなか起きてこない!起きてきても「寒い寒い!」と言ってリビングのブランケットにくるまって二度寝…妹のむー子なんて、週の半分は泣きながら起きてきます(+_+)気持ちはわかるけど、朝はダラダラしている時間はありません(>_<)
小学校になってから朝は本当に時間との戦い。
まぁこんな感じのことはどの家庭もアルアルだと思うのですが…
ぴー助は時間に遅れることを、異常なまでに嫌がるのです。そのくせ、自分の興味のあることが目の前にあると準備を忘れて遊んでしまう。
今日はそんなぴー助が少しでも穏やかに過ごせるように最近工夫していることを記録したいと思います。

ぴー助が苦手なこと。【遅れること】

先ほども言いましたが、ぴー助は【遅れること】を極端に嫌がります。そういえば幼稚園の頃は本当にひどかったな…
まだ入園したての頃、先生が数人集めてトイレに誘導してくれていたのですが、みんながちょっと先に行ってしまうと焦って泣きながら追いかけてきたりしたそうです。
電車でお出かけの時は目の前で電車が出発してしまってもよく泣いていました…。
家族で自転車で出かけする時も、ぴー助が自転車を準備している間、他の人の邪魔にならないように私がちょっと先に駐輪場を出ただけでも「待って待ってーーー!」と叫んでいたし…
それにくらべると今はまだかなり改善してはくれているんですけどね(>_<)

どうやって乗り越えて来たかと言うと、私は“前もって伝えておくこと”を徹底してきました。
ぴー助が“失敗”ととらえてしまうだろうことを把握しているので、「電車が先に行ってしまっても、あとからすぐ来るから大丈夫」「お母さん先に自転車置き場からでるけど、外でちゃんと待っているから大丈夫」そう伝えておいて、すべて終わった後に「大丈夫やったやろ?」と念を押すということを繰り返してきました…一見簡単そうな作戦ですが、話を聞かない3歳頃のぴー助にたったこれだけの情報をしっかり伝えるだけでも難しかったし、同時にまだ小さくて手のかかるむー子もいたし…よくがんばりました、私(笑)
側でサポートできない幼稚園で起きそうなことは、おまじないのように「○○しちゃっても大丈夫」とカードを持たせたりもしました。
小さな失敗は繰り返すうちに乗り越えていけると思うし、失敗から学ぶことは本当に大事だとは思います。でも、ちょっとした失敗でかなりどん底まで落ちてしまうぴー助。
一度失敗から立ち直るまでなかなか自力で這い上がれない…
私もいつまでも側でフォローできないし、何とか自力で平常心に戻れる子になってほしいというのが、私たちの大きな目標です。

療育の先生からの助言

失敗した時に自分の力で這い上がれるようにするために、失敗はした方がいいのかな?だったらあえて手助けせずに、時間に遅れそうだったり忘れ物しそうだったりしても手を貸さずにいた方がいいのかな?と思い、相談したことがあるのですが、先生からはあんまり失敗はしない方がいいと言われました。
小さな失敗から学ぶことも大事だけれど、簡単な小さなステップを少しづつ上って行って、それを続けて、振り返るといつのまにかたくさんのことができるようになっていた。というイメージで行く方がぴー助には良いらしいのです。

失敗させるよりも、ぴー助にとって分かりやすい環境を整えることが大事だそうです。
ぴー助は視覚優位なところがあるので、手順表のようなものがあるといい気がします。

我が家での対策

【朝】集団登校の時間

自分が朝寝坊したり支度が遅いことによって目標の時間に遅れるパターンや、時間通りに出れたけれど、玄関で忘れ物に気付いたパターン、ギリギリでトイレに行きたくなってしまったパターン…
ちょっとでも遅れてしまうと「あー!もう!遅れちゃった!もう学校には行けないってことか…いつになったら行けるんだろう…(;_:)」と泣き始めてしまうのです。
遅刻したらどうしよう!という気持ちは分からんでもないのですが…まだちょっと急げば間に合う程度でもそうなってしまうから、めっちゃめんどくさいです。
遅れたら遅れたで割り切れたり、滑り込みセーフできたら良しとするという気持ちの面での柔軟さが少し足りないのかな…本当に気持ちの切り替えが不器用です。

朝早起きなぴー助ですが、朝ごはんを30位かけて食べます。ゆっくり食べているというよりは、ぼーっとしたり他のことをして時間が経ってしまっている…
着替えなどの身支度にしても、途中で興味のあることがあればついそちらに行ってしまう。
まだ1年生だからよくあることかもしれませんが、興味があることに過集中モードになってしまうのは、やっぱり自閉症の特性なのかな?どれだけ刺激的な毎日を過ごしているんだろうと思います(-“-)

視覚優位な部分とまじめできっちりしたい性格を活かして、リビングに『やること表』を貼ることにしました。
内容は簡単に、学校に行くまでにやらなければならないことを書いてあります。その張り紙があるだけで、スムーズに動いてくれるから本当に不思議です…
それでも時々忘れることがあるから声掛けは必要ですが、今日こんなことを言っていました。
「そうだ、明日から、ランドセルは早めに玄関に置きに来ることにしよう!そしたらうまくいく気がする!」
その言葉を聞いて本当に嬉しかったです!!いつもぴー助はイエスマンで私の整えた環境の中で過ごしていると思っていたけれど、ちゃんと自分なりにいい方法を考えて実践しようとしているんだな…と。

【夜】寝る時間

今まで寝る時間は特に気にしていなかったのですが(だいたい8時半~9時半のどこかで寝れればいいかと)、子ども達の体力がついてきて夜更かしすることが増えてきました。
そこで、子ども達のお気に入りの「寝る前の絵本の時間」は夜の9時までに寝る支度ができたら読む、できなかったら読まないと約束をすることにしました。


でも、いくらがんばっても夕方から寝るまでにすることが多くて、なかなか9時までに寝れません。9時に寝ないといけないというプレッシャーが辛かったのか、毎日クヨクヨして寝ることが続いてしまい、一度みんなで夕方からの過ごし方を見直してみることにしました。
すると、遊びやテレビの時間が多くて時間が足りないことが見えてきました。楽しいことってなかなか切り上げることってできないですもんね…もう少しだけ!あと1回だけ!としているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
そこで家に帰ったらまず、早めにお風呂に入る→ご飯を食べる→歯磨きをする→宿題や明日の支度など絶対にしなければならないことを先に片づける→自由時間(テレビも録画してこの時間で)
これももちろんリビングに書いて貼ることにしました。
正直、外から帰ってゆっくりする時間を作ってあげたい気持ちはありますが、寝る前にしくしく泣きながら寝るとはあんまりよくありませんもんね(+_+)
先に楽しい時間が待っていると、めんどくさいことも目標をもってテキパキやれるようになりました。

こんな感じで平日は、私にとってもパートの後に家でも少しハードなスケジュールをこなさなければならないですが、子どもが早く寝てくれたら自分の時間もできるしがんばって続けていこうと思っています。その分週末は、朝からみんなでだらだら過ごしています(^^)

★応援してもらえると嬉しいです♪★
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログ 発達凸凹育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
スポンサーリンク
ボコのブログ 自閉スペクトラム症ぴー助の育児 得意を伸ばしてのびのび育ってほしい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました