発達検査(WISC-IV)の結果内容【各項目のIQ】

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育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

心理発達検査報告書の内容

6歳で受けた発達検査の検査結果を参考までに簡単にですが紹介したいと思います(^^)  
いろいろな聞きなれない言葉が出てくると思いますが、ネットで『WISC-IV』と調べれば詳しく書かれているのでよかったら検索してみてください!
自分ではうまく説明できないため、LITALICO(りたりこ)さんのホームページ(参考:https://litalico.co.jp/)で説明されている文章を少しお借りしています。

WISC-IV知能検査とは

WISC-IVはウェクスラー式知能検査の一つで全体的な知的能力や記憶・処理に関する能力を測るテストとして、多くの世界で使われているそうです。
(知能検査はいくつか種類があるそうなのですが、今回は6歳と言うことでWISC-IVという検査をすることになりました。)
ウェクスラー式WISC-IV 知能検査は、10種類の基本下位検査と、5種類の補助下位検査(必要があれば行う検査)の合計15の検査で構成されていて、
検査を行うことで、5つの合成得点(全検査IQと4つの指標得点)を知ることができます。
WISC-IVの結果は、子どもの発達状況や得意不得意を把握することができますが、その結果だけで発達障害の診断が確定するわけではなく、幼少期から現在までの行動や様子、困りごとなど詳しくヒアリングした上で総合的に判断されるそうです。

ぴー助の各項目のIQ

各年齢の平均値を100としてそれと比べてどれくらいかという見方をするそうです。

全検査IQ(FSIQ)

『全体的な認知能力を表す項目です。補助検査を除いた10種類の基本下位検査の合計から算出されます。』
ぴー助のIQ→109

その年齢相当の数値がIQ100とのことなので、全体の平均のIQは中の上くらいありました。
IQから見て、知的障害はないとのことでした。(知的障害のボーダーはIQ70未満だそうです)

言語理解指標(VCI)

『言語による理解力・推理力・思考力に関する指標です。この力により私たちは言語によるコミュニケーションをとったり、そこから推論することができると考えられています。』
ぴー助のIQ→101

言葉によるコミュニケーションがほぼ平均値あることに驚きました!ぴー助はどちらかと言うと自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手なタイプだと思っていたからです。妹と喧嘩した時いつもうまく言い返せないし…
でもよく考えてみると、自分の好きなことを話す時はわりと上手にお話しできているかもしれません。
少なくとも検査中はがんばって集中して先生の話を聞いて、それに答えてということをいつも以上にがんばったんやな…と思いました。
ちなみに、よく自閉症の症状で言われる「しゃべり方がセリフっぽい」「難しい言葉や漢字表現、英語表現を好む」とうのはがっつり当てはまります(+_+)
テレビのセリフを借りていることもよくあり、その時ハマっているアニメのセリフをずっと言うのも、6歳にしてかなり減りましたがドハマりすると機嫌よく流暢に口にしています…

知覚推理指標(PRI)

『視覚的な情報を把握し推理する力や、視覚的情報にあわせて体を動かす力に関する指標です。新しい情報に対する解決能力や対応力にも影響すると考えられています。』
ぴー助のIQ→104

これは思った通りの数値でした。ぴー助はいくら注意しても分かってくれないことでも紙に書いて見せると驚くほど飲み込みが早かったことが今まで何度もあったからです。
目からの情報が頭に入りやすいので、この特性を利用してメモに書いたり、逆に興味があるものが目につかないように布で隠したり色々生活面で活かすことができています。

ワーキングメモリー指標(WMI)

『一時的に情報を記憶しながら処理する能力に関する指標です。ワーキングメモリは読み書き、算数といった学習能力や、集中力に大きくかかわることが指摘されています。』
ぴー助のIQ→141

ワーキングメモリーは私もびっくりするくらいとんでもなく高かったです!先生も「これはすごいね!」と言っていました。おったまげるくらいの記憶力の良さは、ワーキングメモリーが関係していたんですね。

処理速度指標(PSI)

『視覚情報を処理するスピードに関する指標です。マイペースで切り替えが苦手である場合などもこの指標得点が低くなることがあります。』
ぴー助のIQ→83

この検査で一番低かったのがこの項目でした。
結果のコメント書かれていたのですが、テストの理解は良好ですぐ取り組んだそうなのですが、開始後2分もたたないうちに他に興味がそれてしまい、好きな話を話し始めたそうです。取り組んだテストに誤解答はなかったそうなので、興味がそれほどないことへの集中力続きにくい傾向があるそうです。

【プロフィールから分かる主な教育支援ニーズ】※心理士さんからもらった資料

検査結果を保健福祉センターの心理士さんに報告した時の面談でいただいた資料です。
今回のぴー助の発達検査の数値によるとこのタイプに当てはまるそうです。
参考までに載せておきますね♪

発達検査の項目別の数値のグラフ
発達検査の項目別の数値のグラフ

WMI高型(VCI≒PRI≒PSI<WMI)

ワーキングメモリーが言語理解、知覚推理、処理速度よりも強いプロフィール

基本方針

WMIが反映する認知面の強さを活かしてVCI、PRI、PSIの弱さを補う。

活かしたい強さ

聞いた情報を記憶に一時的にとどめ、その情報を操作する力(ワーキングメモリー)。

補いたい弱さ

・言葉が意味する内容や性質を考える力(言語概念形成)、言語を使って推論する力(言語性推論)、言語による習得知識(語録の知識、一般的知識)
・単純な視覚情報を素早く正確に、順序よく処理、あるいは識別する力、早く正確に書く力。

支援の例

・可能ならば「語録の知識」や「一般的知識」の獲得およびそれらの応用力の指導のための個人指導の機会を提供する。

・初めて経験する活動や課題の場面では、活動の流れや目標を明示して見通しを立てやすくする。
例えば、次の手順に移る際には、そのことを知らせるための援助(例:「次はこれ」と声を掛ける)があるとよい。
同様に、新しい単元や応用的な学習活動に入る前には、既習知識や過去の経験と新しい活動や課題との関連をあらかじめ明示するとよい。

・聴覚音声言語を処理する能力は高いため、その強さを学習活動や日常生活に生かす機会を多く与えることが必要である。
特に、「語録の知識」や「一般的知識」の習得のための個人指導や、物事の考え方や、問題の解決の仕方などに関するスキル習得のための個人指導の機会を用紙することが必要だと思われる。

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