診断した先生からの話【これからの支援】

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育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

これからの支援について

検査結果をもとに、これからぴー助に対してどのような接し方をしたらいいか、
また、これからどのようなサービス・支援を利用したらいいかも意見をいただきました。
今回はそんなお話をしたいと思います(^^)

療育や放課後デイサービスの利用について

※あくまで現在のぴー助の場合なので注意してくださいね!
私は、診断=療育を利用することになると思い込んでいました。
でも先生からは療育や放課後デイサービスは今のぴー助には必要がないと言われたのです!
療育は診断されない子やグレーゾーンの子でも療育を利用することがあるらしいのでちょっと疑問でした。
ぴー助の場合、
・初めての場所、初めての相手でもコミュニメーションを自分からとれること。
・生活面での困りごとが少ないこと。
・ひどいこだわりやパニックもほとんどないこと。
先生や心理士さんが実際に接してみてそう判断されたそうです。行くメリットがぴー助にはあまりないと。
(4・5歳児発達相談の小児科医の先生、担当の心理士さんからも同じ意見でした。)
もちろん、今後コミュニケーション力が伸びずにやっぱり利用した方がいいとなる場合もあるそうです。
現状では何か受けるとするなら「専門療育」というものを勧められました。

専門療育とは(※大阪市のホームページから引用)

発達障がいのあるお子さんのための専門療育機関の利用希望登録について
   本市では、発達障がいのあるお子さんがその家族とともに、地域社会の一員として自尊心を持って自分らしく自立した生活を送ることができるよう支援するため、お子さんの療育と保護者の方の研修を行う専門療育機関を設置しています。専門療育機関の利用..

専門療育は、保護者が付き添いの元、2週間に1回のペースでマンツーマンで実施され、
自閉スペクトラム症の特性をふまえた指導法を使って、その子の困りごとを克服できるように個別の療育を行ってくれるそうです。
親も毎回一緒に参加して、親が我が子の特性を理解してこどもが療育でに身に着けたことを生活場面に広げて育児を行えるように勉強するそうです。

また保護者はこどもの療育日とは別に、月に1回程自閉スペクトラム症についての理解を深めるための研修に参加することになります。

小学校は支援級に在籍することを勧められる

これから小学校に入学するにあたり、通常級でいいのか、支援級のほうがいいのか知りたいと前もって言っていたためそのことについて話してくれました。
今現在は絶対に支援級に行かなければならないという感じではないけれど、次の4月には小学生になり環境もかわります。幼稚園では学年が上がり、人間関係が複雑になるにつれてお友達とのやりとりに困りごとが出てきているから、今後はもっと間に支援する大人が介入する必要がでてくるかもしれない。
支援級に在籍しておいて、必要なければ使わないという選択はできるけれど
小学校の人員配置のこともあり、申請せずにいて途中からやっぱり利用したいですとなっても時間がかかることもあるので、念のため申請することをお勧めする、というのが診断してくれた先生から意見でした。
ただIQが高いため、使わしてくれるかどうかは小学校との話し合いになるかも…と言われました。

先生の話を聞いて私が思ったこと

診断された時、頭の隅にずっとあった心配なこと…それは診断されたことによる偏見やいじめ、将来の就職や結婚に悪影響がないかということでした。
ぴー助が診断されたことを信頼できる何人かに伝えたのですが、
「ぴー助君の診断って、ボコが気にして検査とか受けさせなかったら分からんかったと思う。私やったらあんまり気にせんとそのままやったと思うわ~」とよく言われました。
その言葉は、もちろん私たちを励ますために“ぴー助君って障害があるようには見えないよ”という意味で言ってくれているのですが、それを言われる度に何とも言えない気持ちになります。
自分の気にしすぎな行動によって診断が付き、ぴー助が弱者としてのレッテルを張られたり、いじめられたり、ぴーすけ自身が自分に自信を持てなくなったらどうしよう…
ぴー助のIQははっきり言って悪くはないのです。
一番苦手な処理速度でも、平均の範囲ではあるし、他の項目は平均以上。
色々な困りごとも頑張って克服してきて、深く彼を知らない人には「普通の子」に見えます。
でも発達に凸凹があるのは事実。
発達障害についてよく知らない人には、お勉強はこんなにできるのにこれができないはずはない!怠けてるだけでは?と思われがちだそうです。でも、苦手な処理速度についていえば本人が一生懸命最大限がんばってもできることは平均の8割程度。得意不得意の凸凹があることへの理解をしてもらうには、やっぱり診断名があった方が便利なのです。
親として心から願うことは、この診断がぴー助にとってプラスなことにだけ活用されること。
発達障害って最近になってよく耳にするようになってきたけれど、私の学生時代なんかはあまり知られていなかったように思います。
今になって大人の発達障害ってよく聞くけれど、発達障害は大人になって発症するようなものではなくて、特に知的障害がない人は、ずっと多数派の「普通」を押し付けられて生きてきたんだと思います。
その結果自己肯定感が低くなり、引きこもってしまったりうつ病を発症してしまったり…
それを考えると、診断名がついても、小さい頃から周りに特性を理解されて成長していけることは大切なことだと思いました。
周りからの理解だけでなく、自分自身を知ることも大切。成長とともに、ぴー助自身が周りと自分とのギャップに気づく日が必ず来ます。
そんな時に、「でも僕ってこんななことやあんなことができるしな!周りのみんなも今の自分を認めてくれてるしな!」って思ってマイナスな気持ちを吹き飛ばしてくれるくらい自己肯定感を育てていってほしいと強く強く思います!

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