普通級?支援級?こどものために考えた小学校での生活

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

小学校入学にあたり、通常級か支援級にするかの選択をしなければいけませんでした。
グレーゾーンや、ぴー助のように一見障害がないように思われるこどもの進路って本当に悩みますよね…我が家もかなり悩みました。
今回はそのことについてお話をさせてください(^^)

支援級を選択した理由

まず結論から言うと、ぴー助は支援級に在籍することにしました!その考えに至った理由をお話しします(^^)

診断した先生の意見

家族や親戚は、普通級でいいんじゃない?という意見が多かったし、保健福祉センターの小児科の先生も「普通級でもやっていけそう」と言っていたから本当に悩みました。
ただ、診断してくれた先生の「利用したいときにできなかったりしないために支援級に在籍しておくことをおすすめします」という言葉が私の頭の中にずっとありました。
“そんなにひどくないし、やっていけるんじゃない!?”という気持ちもありましたが、もし後になって後悔するようなことになったら…
私がぴー助の発達に疑問を持ちながらも放置いていた期間があったから、6歳でやっと診断された。放置していた期間、もっとやるべき行動があったかもしれない…そのことをずっと後悔しているのです。
多少の偏見はあるかもしれない。でも、まだ幼いぴー助が困ることなく小学校での生活を送れるように、親としては多少心配しすぎでもいいんじゃないかなと思うようになりました。

担当の心理士さんからの言葉

ぴー助には、保健福祉課の1人の心理士さんが担当としてついてくれていて、定期的に電話訪問を行ってもらっています。不定期にも相談事があればいつでも相談に乗ってもらえて、親としてはとても助かっています。
少し前、小学校入学前ということで私は少し気持ちが焦っていました。
ぴー助の幼稚園の担任の先生は発達障害に理解のある先生で、ぴー助がトラブルを起こしても怒鳴ることなくちゃんと向き合って説明してくれるような対応をとってくれています。親の私たちも、なるべくぴー助が落ち着いて生活できるようにちょっと過保護かなと思われるような接し方をしています。
お友達とのトラブルはそれなりにありますが、ぴー助にとって過ごしやすく恵まれた(本人はどう思っているかわかりませんが)環境で過ごしていて、登園拒否もないまま幼稚園生活を送ってきました。
でも、こんな環境をいつまで続けることができるのか?本人には厳しくても、もう少しスパルタ気味で接した方がいいのでは!?という思いが出てきて、そのことを心理士さんに相談すると、
心理士さんからは、「小学校、中学校…高校生くらいまでは、守られた中で過ごしていいと私は思っています」と言われました。
小学校に向けて気持ちが先走りしていた私はその言葉で気持ちが楽になりました。
ぴー助は周りの空気が読めないところがあるのですが、ぴー助が気づけない周りの気持ちをちょっと代弁してもらえたり、自分の行動が周りにどう影響するか助言してくれたり、そんなサポートが少しあるだけで周りとうまくいけたりします。
通常級に放り込んで周りに揉まれながら成長するのも一理あるけれど、ぴー助の性格からして一度苦手意識をもつとその後克服するのに時間がかかる性格があるので、困った時にちょっと間に入ってくれる存在がやっぱり必要だと思いました。
ちょっとした周りからの偏見はあるかもしれない。でもぴー助が毎日楽しく自分らしく自分を大切に思って生活していくことを第一に考えたいと思うようになりました!

小学校に問い合わせた1年生の支援の仕方

小学校に問い合わせたところ、ぴー助が通う小学校では低学年のうちは小学校の生活に慣れるためにも、支援級に在籍していても実際は普通級でお勉強し、そこに支援の先生がつくというスタイルでサポートしてくださるそうです。
クラスにはぴー助と同じようにサポートを必要としている生徒複数人に対して1人という形で、1対1でみっちりサポートされるわけではないけれど、困った時にちょっと声掛けしてくれるという支援はぴー助にとって適度なように思えました。(生徒の困りごとに応じて、休み時間や放課後のいきいきでもサポートしていただけるそうです!)
1年生の間、支援の先生がサポートしながら様子を見て、普通級についていくのがむずかしそうだったら、特定の授業だけ同じようについていけない支援級在籍の生徒と一緒に違う部屋でお勉強することになるそうです。
前もって小学校に問い合わせておいて本当によかったと思いました。迷っている方は是非、通う小学校から話を聞くことをお勧めします!

選択するにあたって参考にした本

最近読んだ本の紹介♪

特別支援が必要な子どもの進路の話

【特別支援が必要な子どもの進路の話―特別支援教育が専門の学校心理士だから知っている】
山内 康彦(著)

この本は本当に読んでためになりました!
発達障害や知的障害って個人差が幅広い問題で、グレーゾーン子や療育手帳を使う子、特別支援学校に進学する子、普通級に在籍する子、支援級に在籍する子、将来は一般的な就職をする子、障がい者として支援を受けながら生きていく子…いろんなパターンがありますよね。
色んなパターンの進路に対するメリットデメリットが詳しく書かれており、ぜひ本でもらいたいです!
ぴー助はまだこれから小学校に入学するのでどうなるか未知数ですが、親として今のぴー助を見る限りでは、小学校中学年位までには普通級に転籍できたらいいなと思っています。
その子のできることできないことをよく見極めて、現在から数年先にこうなっていてほしいという目標(支援を受ける出口)を定めてそれに向かって親子でがんばっていきたいと、この本を読んで思いました(^^)

★応援してもらえると嬉しいです♪★
にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログ 発達凸凹育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
スポンサーリンク
ボコのブログ 自閉スペクトラム症ぴー助の育児 得意を伸ばしてのびのび育ってほしい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました