３月に幼稚園最後の懇談会がありました。
最近伸びてきているところ
言葉で説明することが増えてきた
まだ周りのお友達みたいに器用に言葉を使っているわけではありませんが、自分の気持ちを相手に伝えたいという気持ちが育ってきました。
例えば、年長の初めにはマイワールドモードになっている時にお友達が話しかけてくれても聞いていなかったり「無視してきた！」とクレームが多かったのですが、最近はぴー助が「ぼく今この遊びに夢中で聞こえていなかった、ごめん！」と自分で自分をフォローできることも増えてきたそうです。
これは家でも感じていたことで、自分の好きなことを相手に伝えることが本当に増えてきました。それ故に、相手の状況を見ずにマシンガントークになってしまうことが多いですが、相手に自分の気持ちを伝えるって本当に大事なことだと思うから本当に嬉しいことです(^^♪
相手への配慮は、これからちょっとずつ伸ばしていってくれたらな…と思います。
幼稚園での最近の困りごと
トラブルになった時の対応力が低い
エピソード①
教室でぴー助がお友達とぶつかったことがあったそうです。お友達もぴー助もお互いによそ見をして歩いていたからどちらが悪いということもないけれど、お友達はすぐに謝ってくれたけれどぴー助は『ぶつかっちゃった！怒られる！』という気持ちが強かったのか、「僕は普通に歩いていただけなんだ…」とぶつぶつ文句を言ってしまいました。お友達からすると、そこまで怒っているわけではないけれど、自分は謝ったし少しは痛かったし謝ってくれても…という気持ちになってしまいますよね。ちょっと沈黙が続いたそうです。
ぴー助はどうしたらいいか分からずプチフリーズ。その時、そのやり取りをちょっと離れたところから見ていた先生が間に入り、ぴー助に「先生も見ていたけど、どっちもよそ見をしていたからどっちが悪いってないけど、お友達はすぐに謝ってくれたよね。ぴー助君もごめんねって言えたらいいと先生は思うな、痛くなかった？とか言えたらもっと素敵だよね」と声をかけてくれたそうです。
間に入ってくれたことで、ちゃんとお友達に謝ってその後仲良く遊べたそうです。
エピソード②
ある時仲良しのお友達とふざけてちょっと汚い言葉をお互い言い合っていたそうなんです。（ばーか！とかはーげ！とかかな？(笑)）
初めはお互い楽しくふざけ合っていたのですが、途中からお友達が本気で怒り始めたそうなんです。急に相手が起こり始めたぴー助はどうしたらいいか分からず茫然。（分からなくもないけど）
そんな時先生が、相手のお友達には「言われすぎて嫌になったん？でもさっきまで遊びで言い合って楽しくしていたのに、急に怒りだしたらぴー助君もびっくりしちゃうよ？」と言ってくれ、ぴー助には「途中からちょっと嫌そうにしてそうだったら止めることにしようか、でもこんな時は、ごめんごめんそんなに怒らないで？って言えばいいんじゃない？」と間に入ってくれたそうです。
こんな風に、思いがけなくトラブルになってしまった時に、臨機応変にその場をやりこなすことが少し苦手なところが目立つそうです。
懇談会の感想
担任の先生はこの１年間本当にたくさんの関わりをもってくれて、それ故にまだまだ対人関係のやり取りが苦手なぴー助のことを心配してくれていて、先生に小学校では特別支援学級に在籍することを伝えると「本当ですか！よかった！お友達との間に入ってくれる環境でぴー助君が過ごせると思うと私も安心です！」と言っていました。小学校でもぴー助が困ることなく過ごせる環境を整えたことに、「ぴー助君は理解のある家族に恵まれていて本当に幸せ者だと思います…」とも言ってくれました。
年長さんの担任の先生は、発達障害に理解のある先生で本当にたくさんの取り組みをしてくれました。（先生の近い存在の方がぴー助同様自閉スペクトラム症で、たくさんの辛い出来事があったそうです）
大勢を１人で見ないといけない環境の中、少しでもぴー助がお友達とのやり取りを学べるようにトラブルがあればチャンスととらえて、ぴー助に考えるきっかけになるような声掛けをしてくれました。
最後にお礼を言う時、いい年をして私は泣いてしまったんですが、先生も、かわいいお目目をウルウルさせながら「私もぴー助君には、がんばってほしい！と個人的な思いもこめて接してこさせてもらいました…これからも応援しています」と言ってくれました。
ぴー助の特性、いい部分も悪い部分も認めていろんな対応をしてくれた先生には、本当に感謝しかありません。理解のある先生が担任になってくれて、この１年間ぴー助は本当に本当に幸せ者でした(^^)
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