小学校の入学式

ついに小学校！入学式当日の話

入学式数日前に、支援学級の先生から電話がありました。
就学前健診の時に、支援学級に在籍する子で初めての場所に行くことに抵抗がある子は、事前に小学校に行って入学式の練習を受けれると言われていました。ぴー助は初めての場所に抵抗は無いので利用しませんでしたが、こういう配慮はとてもありがたいですよね(^^)

まだまだコロナ渦ですが、各家庭保護者２人まで入学式に参加することができて本当に嬉しかったです！

入学式当日の朝、まだ着なれないぶかぶかの制服に大きなランドセルを背負ったぴー助は、どこかいつもより頼りなく感じました。先月までは幼稚園で大きく見えていたのにな…
でも、いつも疲れた主婦の姿の私がPTAを連想させるようなスーツを着ているのを見て「お母さんかわい～！」と言ってくれ、お世辞まで言えるようになったんやなと感じましまた（笑）
家から学校までは子供の足では１５分くらい。いつも自転車で通る道を今日からは歩いて登校です。
途中、何度もランドセルを持ってくれと頼まれました（笑）中身が入ったらどうなるんや…
でも同じように新１年生の子を見つけると、「あの子小学校に行くみたい！一緒に行きたい！」と近づいて行ったり、小学校生活に意欲的な様子でした(^^)

小学校についてから受付を済ませると、保護者は入学式が行われる体育館へ、ぴー助はまずは自分のクラスに行くことになりました。
ぴー助は支援学級に在籍はしますが、低学年のうちは困りごとがない限り通常級で過ごすので、普通に出席番号も他の子と同じようにつけられていました。ちょっと安心しました(^^)
ただ先生方は特別新学級在籍の子と把握してくれているので、ぴー助は他の子よりも周りの取り巻きの先生が多かったように見えました。

時間になって入学式が始まり、新一年生が入場してきました！ちゃんと他の子と一緒に列になって並んで歩いているのをみて一安心したのですが…
小学校の入学式は、少し前に行われた幼稚園卒園式よりも時間も長く、司会の先生や校長先生、PTA会長の話など子どもには少し難しくて頭に入ってこないような内容もあったので、初めはきちんと座っていたぴー助でしたがだんだん足をブラブラ、姿勢も崩れてはじめていました。でもまぁみんなちょっと前まで幼稚園だった子達、同じような状態の子は割と多かったです。
最後の方にぴー助が独り言を話し始めた時はちょっとまずいなと思いましたが、歩き回ることはなく無事に終えることができました(^^♪

式が終わってから、特別支援学級の子だけ事務室に呼び出され、簡単な聞き取りをされました。
ぴー助を含めて３人くらいだったかな？保護者が先生と話している間少しだけおもちゃを出してくれていて、５分もないくらいの時間だったのに、すっかり打ち解けて一緒に遊んでいました(^^)みんな似たタイプなのかな(^^)
先生は、入学式会場に入るために私達がぴー助と離れてから、クラスでの様子や入学式での様子を近くで見ていてくれたそうです。
「ぴー助君クラスでは先生のお話もしっかり聞けて動けていていましたよー！入学式ではちょっとごそごそしていたけど、まわりもみんなそうだからそんなに目立ってなかったしね」と言ってくださいました。

支援学級の先生は全員で８人もおられました。他の学年に支援学級の生徒が何人いるか知りませんが、２０人弱だとしたらかなり手厚いですよね。どの先生もみんなとっても優しそうでした。
私が小学校の時は、支援学級＝知的障害があるというイメージでしたが（私の勝手なイメージですが）、今は発達障害というものの扱いが昔よりも理解が深まっているのかなと、ちょっと期待しました。発達障害、知的障害、名前ではひとくくりになっていても、個人差がとても大きいですもんね。
特別支援学級に在籍している生徒たちが、それぞれに適した支援をされることを心から願っています(>_<)

自閉症の子をもつお母さん達のブログやSNSをよく見るのですが、不登校で悩んでいるという内容を本当に多く見ます。
ぴー助もはどうなるのか…不登校になったらなったで、ぴー助に合った環境を見つけて作っていくだけですが、そうなる過程でいろいろ辛い思いをしたり傷ついたり…小さな心が締め付けられる日がくるのかなと今から心配ばかりしている母ですが…
期待に満ち溢れているぴー助を見て、この小学校生活でぴー助が自分らしく輝ける日が続くといいな！何かあったら一緒に乗り越えていこうと誓った、そんな入学式でした(^^)