【新版K式発達検査】結果

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育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

※前回の記事の続きです。

発達検査を受けるまでの流れ

専門病院での初診

発達検査を受けるためには、神経科のある病院の専門外来を一度受診する必要がありました。
初診では児童発達の専門医の先生が診察してくれたのですが、
主に私への質問が多く、ぴー助と面と向かって話したのは一言二言程度。
全体として5.6分程度で、後日受ける発達検査の予約のためのような診察でした。

発達検査を行っている病院では検査まで数か月待ちというのを噂で聞いていたのですが、その通り
ぴー助の受ける検査も4ヶ月待ちになりました。

発達検査当日

ついにきた検査当日。
ぴー助が受ける検査は『新版K式発達検査』というものです。
親は特別な理由がない限り検査中は同室できないらしく、ぴー助は検査担当の心理士さんに連れられて1人で検査室へ向かいました。
ぴー助には、「今日は病院の先生がぴー助にお勉強教えてくれたり色々クイズ出して遊んでくれるんやって!」と伝えていたので、スムーズに検査室に向かいました。
むしろ、ワクワクしていたのか、こちらを振り返ることなく行ってしまいました。

私はその部屋から廊下を挟んで向かいの控室で待つことになったのですが、
雑誌なども置いてありましたが、控室にいても耳をすませると遠くの方からぴー助の声が聞こえくるし
どうしても気になって控室から少し廊下に顔を出し、聞き耳を立てて聞いていました。
詳しい内容はあまり聞こえなかったのですが、ぴー助の声でとても楽しそうに取り組んでいる様子が分かりました。
もともと、脳トレというかお勉強やゲーム的なことが好きだったぴー助にとっては、
この検査はとても楽しい時間だったと思います。

検査が終わると、楽しかったー!と元気に出てきてくれました。
検査はどうだったか、担当の心理士さんに聞きたくてたまりませんでしたが、
当日は聞く時間はとれないらしく、検査後はすぐに帰宅しました。
検査結果は1か月後で、初診で行った専門外来の時間に親だけで来てもかまわないとのことでした。

検査結果

予想外の結果

検査を受けてからの1ヶ月間、なるべく検査結果のことは考えたりネットで検索しないようにしていましたが、なんとなく診断が下るような気がしていました。
育児していく中で起こっている独特な困難は、イヤイヤ期や性格だけの問題ではないように思うし、少なくてもグレーゾーンと言われるだろうなと思っていました。

結果が出る当日、ぴー助は幼稚園があったので私一人で結果を聞きに行きました。
待合で待っている間、自分の受験の時より心臓がバクバクしていました。
胃が強いと自負している私ですが、この日初めて、ストレスで胃が痛くなるという経験。
ついに名前が呼ばれて、診察室へ。
中に入ると座っているのは、初診で診察してくれた専門医の先生でした。
さっそく検査の結果を説明されます…。

結果は…まさかの『問題なし』

小児科医
小児科医

お母さんね、ぴー助君とても優秀すぎる結果でしたよ!なんの心配することはないよ。
しいていえば、これだけ発達指数が高いと、同じ年の友達とは気が合わないかも。
幼稚園児の中に小学生が混ざっているようなかんじですよ。

発達検査の結果は、平均を大きく上回る数字で、それぞれの項目に凸凹もみられませんでした。
私は、一気に緊張の糸が切れたのとほっとしたのとで診察室で号泣してしましました。
また学年が上がるにつれて困りごとが出てきたら受診してくださいと言われ、療育も必要なしと言われました。
この時は思ってもいなかった結果に、正直嬉しい気持ちがとても大きかったです。

感じた違和感

家に帰り、少し気持ちを落ち着つけてから先生から言われたことを思い出して、少し違和感を感じました
うまく言えないのですが、知能指数が高すぎて同学年と気が合わない…そんなことはないと思うのです。
私が悩み続けてきたことは、知能指数が高いことによって出てきている困りごとではない気がする。
悩んでいるのはもっと、人間同士の関わり方の方なのです。

検査を受けてよかったこと

検査結果には違和感を覚えましたが、受けてよかったことがかなりありました。

文書でもらうこと

検査自体は市の補助があるので普通の医療費(500円)で受けられたのですが、文書(3000円程度)でもらうには自費で払う必要がありました。
同じ病院で発達検査を受けた友達に、文書でもらうことを強く勧められていたので私もそうしたのですが、これがとてもよかったです。
検査結果を聞いた時、緊張でとてもメモを取る余裕はありません。私の場合号泣でしたし…
費用や内容の詳しさは受ける病院にもよると思いますが、ゆっくり先生と話す時間を取るためにも
結果内容を文書でもらうことはかなりオススメします!
家や幼稚園でのかかわり方、ぴー助への伝え方などのアドバイスも書かれていたので
ぴー助と深く関わる機会のある幼稚園の先生とも情報を共有しやすいし、ぴー助の特性を他の人へ伝える便利な手段になりました。

得意不得意が明確に

今回の検査結果では凸凹がみれませんでしたが、各項目でそれなりに得意不得意を分析されていました。
発達障害があるなしに関わらず、人間は誰でも得意不得意があると思います。
自分のこどもだけど、すべて理解しているわけではないし、むしろ親目線が入っていて
こどもを客観的に見ることは意外と難しいと思うのです。
だから今回、現時点でのぴー助の発達を検査・分析してもらったことはとてもいい機会になりました。


この検査を受けたのが年少の終わりごろ。
そこから1年後の検査でぴー助は診断されることになるのですが、今回の検査が誤診というわけではありません。
ぴー助の場合は、年少の頃はまだ周りも幼くて目立たなかった特性が、年中、年長になるにつれてだんだんと友達関係が複雑になり、困りごととして目立ち始めました。
今後もっと困りごとが増えるかもしれないし、また目立たなくなるかもしれない…(それを望みますが)
同じ診断名だとしても、小さいころにかなり困りごとが多くてもだんだんと診断されないレベルに落ち着く子もいるし、本当にいろいろなパターンがあると心理士の先生が教えてくれました。

年長で受けることになる発達検査については、また後々書かせてもらいますね♪


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