年中さんの1年間での成長と今後の課題

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育児(自閉スペクトラム症×ギフテッド)
この日記は自閉症スペクトラム(知的障害なし)と診断されたぴー助の成長記録です。

年少の年が終わろうとしている頃、世の中はコロナ渦に突入していました。
幼稚園も休園になり、長い長い春休みを過ごしていました。
ただでさえ1日こども達を見ることって大変で、その上、行動範囲も制限された時期で…
親としてはなるべく楽しく過ごしてもらいたくて結構がんばった休園期間、
普通に幼稚園に行けることのありがたさを日々実感していました。

5月になり休園期間が終わっても、コロナは継続中と言うことで保護者は幼稚園にはめったに行く機会がありませんでした。
担任の先生と話すことも本当に少なくなり、正直なところ年中生活の記憶がほとんどありません(笑)
年中の担任の先生もそれほど発達障害の問題に熱心に取り組む方ではなかったのと、
私も新版K式発達検査で問題なしと診断されてから少し様子を見ると決めていたのとで、
悪く言えばぴー助の発達について少し放置気味の1年でした。今となってはちょっと後悔ですが…
そんなぴー助ですが、幸いなことに急成長したのも年中の1年でした(^^)
そのことについて今日はお話ししたいと思います。

順番が守れるようになってきた

過去の記事で書いたんですが、なんと順番へのこだわりがだんだんなくなってきました!

エレベーターに出入りする順番にこだわらなくなった

自宅待機中は基本的に家の中で過ごすことが多かったのですが、お友達とも遊べないし
いつも家の中ではかわいそう…少しでも外にでる時間を作ってあげたいと思って、
当時住んでいたマンションの公園に、まだ人がほとんどいない早朝を狙って遊びに出ていました。
マンション公園で遊ぶとなると、かならず持っていきたがるのが自転車とストライダー。
盗難防止のために、マンションの自宅の玄関の前に置くことにしていたのですが
自転車で遊ぶとなると使わなければならないのがマンションのエレベーターで、
我が家のこども達はいつもそのエレベーターの出入りの順番でもめていました。
ところが急に、ぴー助が出入りの順番にこだわらなくなったのです。本当に急にある日突然!
ずっと続くと思っていたエレベーター問題…普通に乗れる日がやっと訪れたのです。
普通にエレベーターで出入りできるって…本当に感激しました(^^)

目の前で電車やエレベーターに先に行かれても平気になった

ぴー助は、目の前にある電車やエレベーターに先に置いて行かれるのも苦手でよく焦って泣いていました。
ある日また、タイミングが合わず目の前でエレベーターが行ってしまったのですが…

ぴー助
ぴー助

先に行ってしまってもだいじょうぶー!またすぐくるー!

と自分で行ったのです!

ボコ
ボコ

なんでそう思えるようになったの?

ぴー助
ぴー助

またすぐ来るからって思うから!

帰ってきたときの手洗いの順番が2番でも平気になった

自宅の手洗いの順番もむー子と競っていたのですが、これもまた克服。
むー子に、先に洗ってもいいよと言えることも!

幼稚園でも順番にこだわらなくなった(年中の1学期)

1学期の懇談会は電話で行われてその時言われたことです。

年中の担任
年中の担任

年少の時の担任から引継ぎがあって順番が守れないことが多いと聞いてたんですけど、

今はほとんどそんなことは無くなっていますよ!
新しいクラスになって初めの頃は何回か言っていましたが、今は普通に並べているし落ち着てすごしていますよ♪

上記でしていたことに対しては、紙に書いたりもしていなかったし、特に何かしたわけでもなかったけど、しいて言えば、毎回同じことを注意し続けてきたことくらい。
やっと、この順番なんて大したことないと本人が思ってくれたのかもしれません。他にも、たくさん練習して補助輪なしの自転車に乗れるようになったり、買い物にも連れて行きやすくなったり、年中さんの1年でたくさんの成長を見せてくれました。

担任の先生から懇談で指摘されたこと

特定のお友達がいない

同じバス停のお友達とは帰宅後毎日何時間も遊んでいましたが、初めは一緒に遊んでいてもだんだんとフェードアウトしていってぴー助は基本自分の好きなことをしていました。
年少の時はみんながそんなかんじだったけれど、年中となるとだんだん周りのお友達は仲良しのお友達という意識が出てくる年齢らしく、そんな中でぴー助はだんだん浮き始めていました。
お友達のことは大好きで、幼稚園でもみんなの輪に入ることに抵抗はないのですが、みんなで何かをするにしても、その遊びに興味がなければ途中で離脱して自分の好きなおもちゃで遊んでいることが多いです。

自分の好きなアニメの真似を延々と大声でしている

エコラリアなのかマイブームなのか…好きなアニメの歌やセリフを自由時間ですが大声で人目も気にせず歌っているそうです。
保育中はそのようなことはしていないので、止めさすことではないのかもしれませんが、
周りからバカにされることもあるので今後どのようにしたらいいのか悩ましいところです。

発表会や運動会の完成度

発表会やダンスなどでは記憶力はかなり良く完璧に覚えているのですが、もっと自分を良く見せよう!
という風な気持ちは薄いため完成度は低めで、自分が完璧に覚えてその通り踊ることで満足しているようです。

私が思う今後の課題

言葉で気持ちを伝える力

エコラリアとしてだったらスラスラしゃべれる(ように見える?)ぴー助ですが、
話し言葉となると難しいようで、テレビのセリフを拝借したり、標準語になったり…
言葉の使い方が間違ってはいないし語録数はかなりあると思うんですが
自分の思っていることを言葉で相手に伝えるのが苦手なようです。
自閉症スペクトラムの特性なのでしょうか。
元々相手に気持ちを分かってほしい性格ではないから難しいです。
聞かれることには下手なりにこらえられていても世間話は一切なったぴー助。
話す時は何か聞かれた時と何かしてほしい時で世間話は年中でもそれほどありませんでした。

ぴー助との言葉のやりとりで注意していること

・言葉に詰まっていてもしばらく待って様子を見る。ぴー助がしゃべることを大切にする。
・標準語でもテレビのセリフでも言葉で表現することを大切にする。
・気持ちを聞き出す時はなるべく穏やかに接する。(ビビると思考回路停止)
・短く簡潔に話す。
・ぴー助が楽しい!と思う体験をしている時に話しかける。

教えられた単語はいくらでも教えられるけれど。会話力は実際の会話でしか学べません。
何か話したいと思う時って、心が動いている時ですよね。
ぴー助が好きなゲームやちょっとした料理のお手伝い、大好きな電車を見に行く外出などの中でたくさん話して、会話力を少しずつ育てていきたいと思います。

まとめ

課題は数えきれないくらいありますが、順番をこだわらなくなったことはぴー助にとってかなりの進歩だと思いました。
あんなに泣いてパニックになって混乱していた順番…特性ゆえにしていたことなのでわがままではありません。
本人にしか分からない色んな葛藤の中で、親や先生の言うことをちゃんと聞いて頭に入れていてくれたから、乗り越えられたんだと思います。
ぴー助も本当にがんばりました(^^)
難しい特性はありますが、ぴー助はとても素直な性格なのでこれからも1つ1つ乗り越えて行ってくれると信じていこうと思います。

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